フジシマです。年収300万円でポルシェ911にしがみついています。
私のポルシェ911(997後期)が納車されたのは2022年2月でした。
高速バスと電車を乗り継いでポルシェの専門店に行きポルシェ997後期型を受け取りました。
今回は私のような低年収の私が選んだポルシェについて書きます。
特に変わった購入方法とかではないのですが、911を手に入れる1つの例として見てもらえばと思います。
原因はTwitter
2021年。突然ポルシェ911が欲しくなってしまいました。理由は若い世代の方が911を購入されたのをTwitterで見てしまったからです(今ではTwitterはXと言うようになりましたね)。
その方とは長年お互いにフォローし合っていたものの居住地が遠かったため会ったことはなかったのですが、「いいね」やちょっとしたリプライのやり取りなどをさせて頂きツイートはよく拝見していました。
その方は免許を取るよりも前からずっと国産のとあるスポーツセダンに関心があるようでした。
しかし、実際に彼の元に人生初の愛車(それまでに使っていた原チャを除く)として納車されたのがポルシェ911の996前期型でした。
それをツイートで知ったフジシマはびっくらこいてしまいました。本当に衝撃的でした。
「人生初の愛車が911だなんて凄すぎるぞ!!!」
素直にそういう感情が出てきました。
と同時に
「どうしたらポルシェに乗れるんだろう?もしかしたら自分でも乗れたりするのかしら?」
そこからは911のことを調べる日々です。
- 最大予算は500万円。でも安ければ安いほどいい。
- 手元に資金はないのでフルローンで買う(アホ)
- 買えそうなのは996のMT〜997前期Tip
- 997前期MT、997後期PDKは予算より高いので候補外
こんな感じの条件が出揃いました。
この時点で予算内で選べそうなのは996から997前期くらいまでとなっていました。
インタミ問題や、シリンダーの傷問題などが言われている世代の911になります。
色々考えた結果、「ポルシェを専門に扱ってきた実績のあるお店で買う996や997前期は壊れないだろう」と考えました。
そして買うならMTがいいと考えました。
MTに絞ると予算内で選べる車種は996のみになります。
私は996のMTが欲しいと決心をしました。
ポルシェ911を取り扱うのおすすめのショップをTwitterの有識者に教えてもらいそのお店に電話をしました。
優しい雰囲気の店主が電話口に出てくれました。
私は言いました。「996のMTを探して欲しいです」と。
店主は「ではお店で話しましょう」と言いました。予定を決めて直接話し合いをすることになりました。
ポルシェ996のMTの需要は高い
当日、ショップに出向きポルシェに関することを教えてもらいました。店主は「考えることは皆同じで996のMTは最近需要が高く待っている人が多い。そこそこのコンディションの996は最大で1年くらい待つかも」と言いました。
当時のフジシマはそんなに待つことになるとは思っていませんでした。
店主はコンディションの良いものを大切に乗ってもらいたいようだったので条件にマッチする個体が出てくるのがそれくらいの期間だということなのでしょうね。
フジシマは当時から国産のスポーツカーに乗っていたので気長に待とうかと考えました。
遊べる車があるのにもう一台を急いで買う必要もないですし。
などという考えが頭を巡り始めたその時、店主が「997の後期型があるんだけど見ていかない?」と言いました。
ホームページにもそんな997の掲載はありませんでした。
興味があったので見せてもらいました。
店においてあった997後期型
997後期を目の前にして思ったことは「かっこいい」でした。ショップオリジナルの控えめなエアロがすべてついており、車高調とホイール、マフラーも変わっており見た目に関しては一通りやってある、状態でした。
店主は言いました。「PDKだけどどうですか。やはり996よりは内外装も新しいですし」
確かに見た目は新しそうでした。
実は911で一番好きなのは997の後期型でした。
店主は「550万円でどうですか」と言いました。驚きでした。当時は997後期をその価格で販売するところなどなかったのです。私は少し悩んだふりをして「買います」と言いました。
実は事前にショップが提携しているローン会社の仮審査をしていたのですが500万円の枠でした。店主がローン会社の人と相談して550万円で再度審査をしローンを組んでくれました。
新車並みの低金利でした。助かる。
こうして晴れて997が私の手元にお迎えできることとなりました。
・・・以上です。購入の経緯はこんな感じでした。
何かの参考になるかもしれないので置いておきます。では。
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