フジシマです。年収300万円ながらもポルシェ911に乗っています。
今回は全然ポルシェじゃなくてマツダです。
マツダファンフェスタ2024東北(MAZDA FAN FESTA 2024 IN TOHOKU)と呼ばれるイベントに行ってきました。
東北地区では初開催です。
開催場所は宮城県にあるスポーツランドSUGOでした。
ポルシェ乗りといえども普段はサーキットに行く人ばかりではないと思うのでどんな感じなのかも含めてお伝えできればと思います。
サーキットはレース観戦以外のイベントでも出入り出来る
サーキットでは大小含めてほぼ毎日イベントが開催されています。
スポーツ走行の走行会からサーキット独自のレースイベントなど、走り系のイベントが開催されています。
SUGOでは「ビッグイベント」的なものに指定されていなければ入場料を支払えば入れます。
今回は東北マツダが中心にイベントを開催した大きめのイベントでした。
そのため駐車場代とチケット代を支払う必要があります。
駐車場代1500円/日とチケット3300円(土日通し券の場合)で合計4800円でした。
土曜日しか行かなかったけど1日いられてこの価格は安い。
ビッグイベント以外は情報が少なめなので不安になりますがサーキットには入れます。
あまりPRもされている印象は無いので頑張ってほしいところです。地元の夕方の情報番組にでるとか。
目玉は2台の4ローターエンジン車
今回は787Bの走行があると予告されていました。
1991年のルマン24時間耐久レースで悲願の日本車初の総合優勝を果たしたレジェンドカーです。
あの時の感動といったら言葉にできませんでしたね。私生まれてないんですけどね。
富士スピードウェイや鈴鹿サーキットのイベントなどでは走行していますがSUGOで走行する機会はなかなかないです。
そしてもう一台。
YouTubeやX(Twitter)では見かけることがある白いRX-7です。
こちらは個人所有のクルマながらも4ローターを搭載し、最近ではタイムアタック系のイベントに登場しています。
公道を4ローターを搭載して走っていましたが数年前からレースやタイムアタックへとフィールドを転換しており、市販車として残っているパーツはほぼ無いです。
オーナーのご好意でドアを持たせてもらいましたが、多分1kgくらいしかないんじゃないかと言うくらい軽かったです。
内装ももちろんレース仕様です。
残っているパーツはペダルくらいかも・・・。
このクルマもなかなかSUGOを走行することは無いと思いました。
こりゃ観ておかないと損だと思い久しぶりにSUGOに行ってきました。
実際見てみて
2台とも快音でした。
787Bは社内でよく整備されているようでぐずるような場面も無く快調な走り出し。
1991年のルマンでマツダのドライバーを務めた寺田陽次郎氏が搭乗しレーシングスピードで走り回っていました。
白いRX-7はマイナートラブルでエンジン始動せず。その後は持ち直して走り出す事ができました。
こちらもオーナードライバーの方が限界まで攻めていました。
見せるための4ローターではなく走るための4ローターを個人で所有しているなんてロマンですよね。
こちらも快音です。787Bとは少し音色が異なるのが面白い発見。
どちらも爆音なはずですが耳が麻痺したのかそれほどうるさく感じず。
その前に走行していた歴代ロータリーのレーシングカーたちに既に耳をやられていたのでした。
他には
先着順で現行マツダ車の試乗が出来ました。
私はMX-30のロータリーEVに試乗が出来ました。
この車は観音開きのドアがあります。後席がついてる車は後席に乗りたくなるものです。
後席は身長176cmくらいの私でも少しタイトな包まれ感のある居心地の良い空間になっていました。
試乗場所はSUGO外周路の細いワインディングでした。
第一印象はとても静かなクルマ。
エンジンが回り出しても不快な感じはしませんでした。
低速加速時のパワー感も十分にありますし、正確なステアリング操作感で重さやダルさみたいなのを感じさせないことに感心しました。
ちょっとステアリングが戻る時の反力がありすぎる感じがするくらいで素晴らしいクルマでした。
普段新しいクルマに乗ることは無いので貴重な体験でした。
後はレストランがある建物にユーノスコスモという市販車唯一の3ローター搭載車が展示されていました。
ロータリーレーシングカーのデモランの合間にはロードスターのワンメイクレースやマツダ車オーナーのレースやパレードランがありました。
メーカー不問のジムカーナ体験会もありました。
車好きなら1日居ようと思えば居られる時間が流れておりました。
15時過ぎには帰っちゃいましたが。それでも楽しめました。
なぜマツダのイベントへ?→ポルシェとの共通点がある
なぜ今回ここにきたかというと私がマツダのスポーツカーが好きだからです。
ポルシェとマツダはアイコニックなスポーツカーを持っています。
そして作り続けている。
ポルシェは60年以上911を作り続けており、ボクスターは25年くらい作っているしケイマンも20年作っている。
対してマツダはどうか。1978~2001年の間はRX-7という車がありましたが今は作られていません。
今のマツダのイメージアイコンとなっているのがロードスターです。
1989年の登場以来2024年現在も35年ほど作り続けています。
現在は4代目ND型になっています。
911がその時代のスタンダードとなるスポーツカーとして作られているのに対して、ロードスターは速さはあまり重視せずに「人馬一体」というコンセプトで作り続けられています。
国籍、価格、速さ、エンジンレイアウトなどは違いますがその登場以来一貫したコンセプトを持ちづけています。
どちらも紛れもないスポーツカーだという事です。
こういう車作りができるのがポルシェとマツダなのです。
ポルシェとマツダはスポーツカーの作り方を知っているのです。
またデザイン的にも無駄なプレスラインを極力廃したスベスベ?したデザインが特徴ですね。
昔あった3代目のRX-7とかもはや平面がありませんでした。
丸いデザインなのに走りの良さを予感させます。
ポルシェも丸いボディやライトで可愛いのに走りの良さは伝わってきます。
小手先のデザインで誤魔化さないところが好きなんですよね。
ライトやバンパーをとんがらせればカッコよく見えると思ってるメーカーのデザインよりも好みです。
そういうゴテゴテした外見のメーカーの車もそれはそれでかっこいいですが。
ポルシェとも共通点が多いマツダは素晴らしい自動車メーカーだと考えています。
まとめ:もっとサーキットに行ってみようと思った
久しぶりのサーキットは楽しめました。
今回はマツダのイベントでした。
歴史的なクルマが走っている姿を見られたり、マツダ車のレースが見られたりと満足できました。
私はレースを見るのも好きです。
レーシングカーがレースするのもいいんですが、市販車ベースの車が走っているところを見た方が運転の勉強になるのがいいです。
持ち物もほぼ手ぶらで気楽にいけますし気が楽です。
SUPER GTとかSUPER FORMULAとかは有名で華がありますが人出が多すぎるのが難点。
サーキットに行ったことない人はこういう小〜中くらいの規模感のイベント、レースから見にいくのがおすすめかと思いました。
今度は86/BRZレースとかSUPER耐久(S耐)とかを見にいきたいですね。規模が大き過ぎないので。
S耐とかはそこそこの規模でお祭り感もありつつ気軽に行けるので良いかもしれません。
なんかまとまりがないですがマツダとサーキットは良いぞって事です。
最後まで読んでくれたお礼に787Bの動画を置いておきますね。
では。
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