家に置いてある車の洗車を毎週しているフジシマです。年収300万円でポルシェ911に乗っています。
ポルシェが汚れたときの手入れをどのよう道具を用いてすればわからない方がいらっしゃると思います。
初めに結論を言っておくとポルシェの洗車でも普通のクルマに使えるものを使って普通に洗車すればいいです。
とはいえ、実際にどんなものが洗車に使われているのか気になる方もいらっしゃるかもしれません。
今回は実際にポルシェ997乗りの私が洗車に使っているおすすめのグッズを紹介していきます。
今回登場するのは以下の5つの分野の商品です。
- 拭き上げタオル
- カーシャンプー
- 撥水カーシャンプー
- 使い捨てグローブ
- ホイールミット
いずれも高級なものは使っていません。
また、家で洗車できる人を前提とした用品の設定となっています。
拭き上げタオル:GYEON SilkDryer(シルクドライヤー) S
水道水で洗車をしたら拭き上げをする必要があります。
残ったミネラルがシミになることを防ぐためです。
このタオルをおすすめする理由は圧倒的な吸水力です。
Sサイズのタオル1枚で997型ポルシェ911を1台拭き上げできてしまいます(気温が低い時期は除く)。
吸水力があるといいこといいことづくめです。
- 作業時間の短縮
- 何回も絞らなくていい
- ボディにシミを作らない
これら全てを実現できるのがジーオンのシルクドライヤーなのです。
拭き上げタオルの商品で類似の商品はたくさんありますが、迷ったらこれを買っておけば間違いない逸品です。
大きい車を拭き上げたり、拭き上げ後半でも吸水力を落としたくない場合はSサイズを2枚買うことをおすすめします。
Mサイズもありますが大きいサイズで慣れないうちは取扱いが少し大変です。
大きいサイズでは特にボディ側面・下部を拭き上げる際に地面に落とすリスクが高まります。
また水を吸うととても重くなり作業が大変になりますし、Mサイズは人間1人で絞ることはほぼ不可能なサイズ感と厚みです。
そのため個人的にはシルクドライヤーはSサイズが気に入っています。
Sサイズが2枚あると効率と拭き上げのクオリティがアップしますがまずは1枚でも十分に効果があるので試してみることをおすすめします。
扱いに慣れたらMサイズに挑戦して効率アップをしてもいいかもしれません。
タオルのお手入れは水ですすいで陰干しするだけでOKです。
カーシャンプー:OHAJIKI やさしいカーシャンプー
日常的な洗車はこの洗剤を使って行っていきます。
おすすめはOHAJIKIやさしいカーシャンプーです。
やさしいカーシャンプーを気に入っているのは
- 比較的安価
- 泡切れの良い泡
- でも、洗浄力も高く泡の持ちもイイ
という点です。
バケツなどを用意して水に希釈して使います。
規定量で希釈すると泡が十分に発生し、洗っていても泡がへこたれないのがいいです。
泡がへこたれずに延びるので泡を作ったバケツにスポンジを何度も戻さなくてよく作業効率がアップできます。
泡の粘り気の設定が絶妙で汚れ落ちを体感できる洗浄力を持たせてはあるもののいつまでも泡立たない泡になっています。
水を流せば泡が切れるので流し残し・洗い残しのリスクも減りますし、初心者にも扱いやすいです。
500ml入りで、キャップ一杯(計測したところ約5ml)の希釈なので計算上は100回使えます。
本体約2000円で100回使えたら一回当たりのシャンプー代は約20円です。
扱いやすくてコスパも良いのでカーシャンプーはOHAJIKIやさしいカーシャンプーで決まりです。
撥水カーシャンプー:GYEON Bathe+(バス プラス)
また洗剤を紹介するのかと思われますが、その通りです。また紹介します。
GYEON Bathe+です。
ジーオン バスプラスと読みます。
カーシャンプーは先ほども紹介しましたがそれとは用途が違います。
こちらのBathe+は撥水目的で使います。
本来、撥水であればコーティング等を想像するかもしれませんが、このシャンプーはワックスinシャンプーと銘打たれております。
そのためこのシャンプーを使うだけで十分な撥水効果を得られるという優れものです。
実際に使用してみると、希釈前の原液はかなり粘性のある液体となっており、希釈後の泡も粘度が高めです。
ボディにつけると泡はほとんどなくなり、シャンプー液で洗うような状態になります。
泡がなくなるのは撥水系シャンプーの特徴ですが、液体自体が粘り気を持つのでクルマはしっかりなめらかに洗えます。
このシャンプーで洗うと流した瞬間から撥水の効果が期待できます。
撥水を行うのは見た目だけではありません。
撥水をすることにより洗車時の拭き上げを楽にするという目的があります。
撥水の効果はしばらく継続するので毎回の洗車で撥水シャンプーは使用しなくてもいいです。
目安としては1か月に1回くらい撥水シャンプーで洗車するといいでしょう。
それ以外は通常のシャンプー洗車しましょう。
保管環境にはよりますが撥水効果は十分に継続しますし、コストも安く抑えられます。
余談ですがGYEONの製品は個人的に好みです。
GYEONは少しこだわって洗車してみたい人に最適なセットの販売など行っており、私も初めてのGYEON製品はセットで購入しました。
気になる方はこちらセットもおすすめです。
Bathe+とシルクドライヤーSに加えて簡易コーティング剤と鉄粉除去剤がセットになっています。
シャンプー後にコーティングをしたり、鉄粉除去剤でホイールを綺麗にしたりすると車がより綺麗に保てます。
コーティングをすると車がスベスベになります。
使い捨てグローブ:TOPNBROT ニトリル手袋
ニトリルグローブとかホームセンターでもよく見かける類の手袋です。
水色とか白の、食品用のグローブでもいいのですが破れにくい「メカニックグローブ」がおすすめです。
各メーカーから販売されていますが例えばこのようなものです。
これがあると以下のメリットがあります。
- 手が濡れない
- 手が汚れない
- けが防止
当たり前のことばかりのような気がしますが意外と馬鹿にできないんですよ。
まず、手が濡れない。
これは冬に効きます。
手が冷たくならないんです!(当たり前)
この薄っぺらいグローブがあるだけでかなりの防寒ができます。
グローブはどんなに濡れてもすぐに乾くので指先の体温が奪われにくいです。
冬場の連続作業が困難な環境でも作業ができてしまいます。
冷え性の私は止めも重宝しています。
次に、手が汚れない。
ボディにはいろいろな汚れがついています。
鳥の糞とか、あるいはそれがついたスポンジはできるだけ素手で触りたくないところ。
でもグローブさえあればそういう汚れは気にせずに思い切り洗えてしまいます。
あまりにひどい汚れはそのまま手袋を捨ててしまえばいいです。
最後はけが防止。
洗車してケガなんてするのか、と思いますがホイールを真剣に洗おうとすると怪我をします。
ホイールの中まで手を突っ込んで洗うとホイール裏側やブレーキディスクにある鋭利な部分に手が当たってケガをします。
(そもそもホイールの形状によっては表からは側面にアクセスできないものもありますが、、、。)
手袋未装着でホイール真剣に洗うとけがをする上にブレーキダストで手が汚れてしまいます。
ホイールを外さずにホイールの内側側面を洗うには手を突っ込むしかないので手袋は必須です。
はい、グローブひとつでも様々なメリットがあります。
また、このグローブ、50枚入りですが簡単なすすぎ洗いをすれば何回も使えます。
簡単に破れたりしないので洗車しにしか使わないのであれば一双で3か月くらい使います。
汚れとかが気にならなければ半永久的に使えるんじゃないかと思えるレベルです。
オイル交換などの整備やガーデニングにも使えるので持っていて損はないでしょう。
ホイールミット:ソフト99 ホイールミット ソフト
ポルシェをはじめとした欧州車全般のホイールに必要です。
欧州車はとにかくホイールが汚れます。
スポーツカーのポルシェだろうと大衆車のフォルクスワーゲンだろうと汚れます。
ブレーキパッドの材質だったり、ブレーキに対する思想だったりが異なるのでブレーキダストが出やすく、ホイールに付着します。
そんな汚れやすいホイールを洗うのにおすすめしたいのがミットです。
ホイールを洗う道具としてはブラシだったり、棒状のスポンジだったり様々あります。
でもそれらの道具はホイール全体を洗うのには適していないです。
ブラシもスポンジも細かいところは得意だけどホイールのおもて面などを洗うのは苦手なのです。
そこで活躍するのがミットです。
私はSOFT99のホイールミット ソフトを使用しています。
これにボディの洗車で残ったシャンプー液をつけてホイールを洗っていきます。
ミットは手に装着して洗っていくので広い面も細かいところも広範囲をそれひとつでカバーできる優れもの。
ミットであれば手が入りさえすればホイール側面も洗えますし、入らなくても手から外して狭い隙間に入り込ませることも可能です。
ホイール全体を一つの道具で洗うのは意外と難しいです。
今まではホイールを洗うのに様々な道具を使っていたものの場所によって道具を変えなくてはいかないのが面倒でした。
ところがホイールミットを使ってみたところ、それひとつでホイールが洗えるようになりホイール洗浄作業時間が大幅に短縮されました。
一方で、今ひとつな点としてはミットに付着したダストが完全には取れないことです。
2回目以降は茶色くなったミットで洗うことになります汗
私はあまり気にせずに茶色くなったミットでガシガシ洗っていますが、気にされる方は定期的な買い替えが必要かもしれません。
とはいえ、ミットで洗うと効率よくまんべんなくホイールを洗えるので、ホイールの洗い方で悩まれている方がいればおすすめしたいです。
まとめ:【初心者にもおすすめ】ポルシェ911に使っている洗車グッズ5選
いかがでしたでしょうか。
ここで登場したグッズはどれも私が使ってみておすすめしているものです。
ポルシェの洗車とはいえ、高級なグッズを使ってなくてもきれいに維持できます。
ポルシェに限らず、車を綺麗に維持する上で大切なのは当たり前のことを当たり前にやることです。
汚れたら早めに洗っておく。日常的なお手入れはそれだけでいいのです。
今回紹介した用品を揃えて愛車のお手入れを始めてみてはいかがでしょうか。
皆様の参考になれば幸いです。
では。
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