ホルダーの単価は数千円なのでそれほど高くはないとはいえ、スマホホルダーをいくつも購入して試すのもお金がもったいない感じがしますよね。
私も何となく良さげなスマホホルダーをカー用品店で購入しても結局何かしらの不満が出てきて完全な商品は今まで見つけられていませんでした。
私は取り付け位置としてはエアコンルーバー(吹き出し口)の位置が好きなのですがそもそもエアコンルーバーの形や傾斜のつき方によってはしっかりとした固定ができない車種があります。
ポルシェ911(997)はエアコンルーバーがボルダリングの壁のように反り立っている(逆スラント形状)ので固定が困難でした。
車種ごとにぴったりなスマホホルダーを見つけるのは結構大変なんです。
でも、今回は997のような取り付けにくいエアコンルーバーの形状でもがっちり取り付けられるものを発見しました!
取り外しもできるので一つのスマホホルダーで家にある車に付け替えることもできます。
この記事を読めば色々なスマホホルダーを買うこともなく、失敗せずに最強のスマホホルダーを知ることができます。
メリット・デメリットも書いておきましたのでぜひ参考にしてみてください。
結論としてはSYNCWIREのスマホホルダーが最強でした。
この記事でわかるのは以下のことです
- SYNCWIREスマホホルダーのメリット・デメリット
- エアコンルーバー型なのにしっかり固定できる理由
- このスマホホルダーを買うべき人
ではこのスマホホルダーの何がいいのかを詳しくお伝えしていきます。
SYNCWIREスマホホルダーの紹介
取り付け箇所はエアコンルーバーですがありがちなルーバーのフィン一枚に対して上下から挟み込む方式ではありません。
エアコンのルーバーを前後からネジ機構を使って挟み込む形になっています。
取り付け機構
本体部にある筒のようなものを回転させると背面のJフックの長さが変わります。
取り付ける方法は簡単です。
Jフックを最大付近まで長くしておいて、エアコンルーバーにフックをひっかけてスマホホルダーの位置決めを行います。
位置決めをしたら本体部分をクルクルと回転させてJフックの長さを短くしていきます。そうすることで、Jフックと本体裏面でエアコンルーバーを前後から締め付けて固定する形になります。
ネジ機構でテンションをかけて固定をしているようなものなのでしっかりとした固定を実現しています。
強力マグネット
SYNCWIREスマホホルダーはスマホの固定に使われるマグネットがとにかく強力です。
少しの振動でスマホは外れませんし、なんなら車が横転してしまっても大丈夫なくらいの強さに感じました。
反対に「取り外しにくさ」につながっていますが、、、それくらい強力です。
付属品
スマホ取り付け面と本体は別れた状態で届くのでボールジョイント接続部を緩めてからカチッとはめ込んで組み立てます。
カチッとしたらあとはもう使えます!
ちなみに、はめ込むにはそれなりの力が必要なので高齢者の方などはもしかすると厳しいかもしれません。
SYNCWIREスマホホルダーのメリット
私が実際に使用して感じたメリットはこちら。
- スタイリッシュなデザイン(表から見た質感が高い)
- 高額ではない
- 車種専用ではない
- ダッシュボードに貼り付け不要
- エアコンルーバーにネジ機構でしっかり固定
- 強力なマグネットでスマホが一切ズレない
- 首振りボールジョイント機構で好きな角度で固定可能
まずデザインですが、正面から見ると浮遊感があってかっこいいデザインです。
スマホ取り付け面がマットな質感なので質感が高いです。よりスポーティーなカーボン柄も選べます。
価格は激安の部類ではないものの、3000円くらいなので高額ではない部類だと思います。この価格でこの性能なら私は納得しますし満足しています。
取り付けはダッシュボード貼り付けではなく、エアコンルーバー取り付けです。複数の車に取り付けることができますし、ダッシュボード上を両面テープの「のり」で汚すこともありません。
エアコンルーバー取り付けではあるもののネジ機構を採用しているのでがっちり固定できます。
背面にあるJフックにルーバーを引っ掛けてからネジ機構になっている本体をクルクルと回していくと、フックが本体に格納され、長さが短くなっていきます。
それでルーバーをJフックと本体背面で挟み込み、締め付けることによってがっちりとした固定を実現しています。
ホルダーとスマホを固定しておくマグネットも強力なものが搭載されており、ズレる心配がないです。
私が使っているiPhone 13miniだと純正でスマホ側にもマグネットが入っていますがそれに採用されているマグネットに合わせて作ってあるようで毎回同じ位置でばっちり固定されます(スマホの回転はできる)。
マグネットが搭載されていないスマホでも付属品としてマグネットのシートがあるのでそれをスマホやスマホケースに貼り付けておけば大丈夫です。
まとめると、エアコンルーバーとホルダーはネジ機構でがっつり固定、ホルダーとスマホは強力マグネットでこれまたがっつり固定という磐石な布陣になっています。これだけで買う理由としては十分です。
SYNCWIREスマホホルダーのデメリット
このSYNCWIREスマホホルダーを使ってみてのデメリットを正直に紹介します。
- エアコンルーバー取り付け型にしては少し大きめ
- マグネットが強力すぎる
- ホルダー本体の取り付け・取り外しは少し手間がかかる
- 丸いエアコンルーバーには取り付けられない
- 充電機能はない
エアコンルーバーに取り付けるタイプにしては少し大きいです。
まずスマホを取り付ける「面」が少し大きいです。
一般的なルーバー取り付け式よりも1〜2cmほど直径が大きく、大振りな部類の印象です。
とはいえスマホを貼り付けていると完全に隠れるので問題にはならないと思います。
問題になるとすれば取り付けしていない時に存在感があるというところです。
そして全長も少し長いです。
なぜかというと「ネジ機構を備えた本体」と「首振り可能なボールジョイント機構」を備えているからです。
これらの機構に関しては前述のメリットを発揮する上で必要不可欠なものなので仕方がない部分と考えます。反対にスマホが手前に出てくるので操作しやすくはなると思います。
次のデメリットは取り付け面のマグネットが強力すぎることです。
取り付ける時は一発で取り付けられ、走行中でも振動で一切ズレることなく固定できます。
しかし反面、スマホ取り外し時はかなり強い力でスマホを引っ張る必要があります。
片手でサッと外すことは難しく、そのまま外そうとすると首振り機構が「ぐにょん」とあっちの方向を向いたりします。
スマホとホルダーのそれぞれを持ちながら反対方向に引っ張らないと取れない方がいるかもしれません。それくらい強力なマグネットです。
スマホホルダー本体をエアコンルーバーに取り付けはずしするのも時間がかかります。
Jフックをネジ機構でがっちりと固定するために本体をクルクル回していくときに結構時間がかかります。
いっぱい回しても少ししかJフックの長さが伸び縮みしてくれないので、固定までに時間がかかります。
正確な固定のためと、ネジの締め過ぎによるルーバーの破損を防止しているためと思われます。
また、丸いエアコンルーバーを採用している車種には取り付けができないと公式が説明しているので取り付けはできないのもデメリットです。
長々とデメリットを書いてしまっているものの、それらは私としてはほぼ気にならないデメリットでした。
それよりもメリットが断然大きかったです。
どんな人が買うべきか
このエアコンルーバー固定型スマホホルダーがおすすめな人は以下のかたです。
- シンプルなデザインのスマホホルダーがいい人
- 間違いなく固定できるスマホホルダーが欲しい人
- マグネット式でもスマホをガッチリ固定したい人
- エアコンルーバーの位置でスマホを固定したい人
- 両面テープで固定したくない人
- 色んな車種で使いまわしたい人
エアコンルーバーにスマホホルダーを取り付けたい人は全員購入するべき傑作商品だと思います。
エアコンルーバーの形状が丸型ではなくて一般的な横や縦になっているものであればほとんどの車種で取り付け可能だと思います。
つけ外しもできて尚且つ、しっかりとした固定もできる商品です。
マグネット式なので見た目もスッキリ。
今までありそうでなかった商品です。
SYNCWIREスマホホルダー:まとめ
今回はSYNCWIREの車載スマホホルダーの紹介でした。
以前は、ポルシェ911(997)では簡易的にエアコンルーバーに挟み込むマグネット式ホルダーだと自重で段々とスマホが下向きになり最後はホルダーごとスマホが落下してしまっていました。
しかし、今回紹介したSYNCWIREのスマホホルダーはガッチリとしたホルダー本体の固定と、強力なマグネットによるスマホの固定を実現しています。
ルーバー固定式にしては見た目に多少を大きさを感じるものの十分にスタイリッシュなのも満足です。
車種専用式ではないため色んな車種にも使えます。
致命的な弱点はないですし、価格も高額ではないので万人におすすめできそうです。
プレゼントとしても喜ばれそうですね。
今回のSYNCWIREスマホホルダーを皆様に知っていただき、快適な運転に繋がれば幸いです。
くれぐれも運転中のスマホの注視はしないように気をつけてくださいね。
では。
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