安全運転、年収300万円、ポルシェ911乗りのフジシマです。
今回はポルシェの話題というよりは安全運転に関する話題です。ポルシェ乗りであるただのクルマ好きが初心者の方や運転に自信がない方に「まず守ってほしいこと」に絞って丁寧に説明していきます。
さて、クルマの運転って怖くないでしょうか。苦手な人は運転前に色々考えてしまう方も多いのではないでしょうか。
運転をするたびに
- 「なんとなく嫌だなあ。」
- 「事故ったらどうしようかな。」
そんなことが頭をよぎってしまう方もいるのではないでしょうか。それは車に乗るたびに危険な思いをしていると感じるからではありませんか?
私は大学2年生の19歳で運転免許を取得していますが7年以上無事故、無違反で運転しています。20代は事故が多いといわれている世代ですがいままで事故を起こしたことがありません。
今回は普段私が運転しているときの様子を踏まえつつ、
- 運転に苦手意識がない人ってどういう風に運転しているの?
- 上手な運転ってどんな運転?
と思っている方に対して、初心者の方や運転に自信がない方に丁寧に説明していきます。
スポーツカーのブログで安全運転?となるかもしれませんが公道で一番カッコいい運転は紳士的なマナーを持ち合わせ運転です。スポーツカーがお手本のような運転してたらかっこいいじゃないですか。ねぇ。
事故らない運転の基本は教習所で教わった運転
ほとんどの方は自動車教習所に通われたと思います。もちろん私もそうでした。
教習所ではお手本の運転を学びましたよね。教習所で教わったことなんて忘れたよ!って方は多いかもしれません。中には教習所の運転は「免許を取るためだけのおりこうさんの運転」といわんばかりの方もいます。でも教習所の運転は意味があるからあの安全運転をさせます。
教習所の運転ってどんなのだっけ?
私がすぐに思いつくのは
- 停止線の直前で停止する
- ウィンカーは交差点の30m手前から出す
などの運転です。もちろん他にも大小含めてたくさん守るべき項目はあります。
上手い運転をする人ほどこれらのポイントをおさえた運転をしていると私は感じます。
教習所の運転は自分と自分の周りの安全のために行う
では、なぜ教習所チックな運転を一般公道でもしなくてはいけないのでしょうか。
それはズバリ、危険だし周りに迷惑をかけるからです。
ウィンカーを正しく使わない例で考えてみましょう。ウィンカーを手前30mで出さなかったらどうなるでしょうか。
30mよりも奥でウィンカーを出そうとするとブレーキを踏んでからのウィンカー操作になりますよね。もし、後続車がいた場合、ウィンカーが出るまでは前走車がどういう動きをするのかはわかりません。後続車にしてみれば「うわ、何もないのにブレーキ踏んだ。なんだ、曲がるのか。」となります。
通常のブレーキ操作かと思っていたら交差点に曲がるためのほぼ停止に近い減速をされる、ということになります。後続車が万が一気付くのが遅れたら減速が間に合わず前走車に追突してしまいますよね。
相手に事故を起こさせないためにウィンカーは交差点の30m手前で出すのです。安全のための決まりなのです。
ウィンカーは周囲に自車の進行方向を伝えると同時に「このクルマはまもなく曲がるための準備を行うので減速をします。気をつけてださい。」と知らせる役割でもあります。
いくら運転がうまいとはいえ教習所と全く同じように運転する人はほぼいません。
しかし、運転がうまい人と比較して事故る人は運転に対する独自の解釈が大きすぎるのが特徴です。そして、自分の運転が迷惑な運転になっている事に気がついていません。
運転がうまい人は周りから自分がどう見えているのかを理解しています。そして、してはいけない運転のラインをわきまえているのが特徴です。
自分都合の運転はやめよう
交通ルールがあるのは自分以外のクルマや人を危険な目にあわせないために存在します。停止線で止まらなかったりウインカーを出さない。そういった自分都合の運転をするのは周囲に迷惑をかける運転です。そういう運転をする人たちがすぐに事故にならないのは周囲の人たちがよけてくれているからです。
対照的に、運転がうまい人は運転行為の一つ一つの意味を考えています。どう運転していけばより安全かを考えているのです。運転がうまい人はブレーキを踏む前にウインカーを使いますし、停止線でいったん停止してからクルマを再度発進させます。
意識を集中させる場面を考えよう
どんなに運転が上手い人でも運転の初めから終わりまでずっと集中出来る人はいません。
私も免許取得から今まで無事故無違反とはいえ運転中ずっと最大限の緊張感を持って運転しているわけではありません。
では、運転の上手い人が事故を起こさない理由は何なのでしょうか。
それは、危険なシチュエーションを知っておき、要所要所で意識を集中させるべき場所を知っているからです。具体的な行動での例を挙げると
- 交差点ではこちらが優先道路でも左右に目線を配り横方向の車両が来ないか確認をする
- 車線変更する時はミラー・目視で周囲確認をし、車線変更前からウィンカーを長めに出す
などです。
事故らない人は運転における危険箇所を経験として積み上げています。同じシチュエーションに遭遇した時には経験や知識からどのような運転が最良なのかを判断しています。
それに加えて、初めて通る場所でもどこに危険があるのかを予測して運転をします。
例えば、生垣やブロック塀の立ち並ぶ住宅街では人や他の自動車が出てくるかも知れないからアクセスからは足を離していつでもブレーキを踏む準備をしておく。などの予測をしています。
対して、事故る運転をする人は住宅街でもアクセルを緩めず幹線道路と同じようなスピードで駆け抜けていきます。それでは何かあったら止まり切れません。
事故る運転は「見えるところだけを気にする運転」、「事故らない運転は見えないところも気にする運転」と言えるでしょう。
まとめ:事故る運転とは自分都合で周囲を顧みない運転である。
ここまで事故る運転、事故らない運転について書いて来ましたがいかがでしたでしょうか。
事故らない運転とは教習所で教わった運転に近いです。
私自身、教習所で教わったことを基本に運転しています。また、周囲に危険を及ぼさないためにはどのような運転が好ましいかを考えています。
そこまで安全に気配りをしてても危ない場面には遭遇するのですが幸い事故にはなっていません。逆にそこまでしてなかったら事故になっていた可能性もあります。
自分で取り得る危険回避の運転は日頃からしておくことに越したことはないということですね。
要所要所での危険意識を高める事でそれほどストレスにならずとも安全運転ができるようになります。
今回は紹介しきれなかったことはまだあるのですがまずは今回話題としました
- 交差点ではブレーキ前にウィンカーを使う
- こちらが優先道路でも交差する道路を確認する
- 停止線の直前で一旦停止をする
といったことから始めてみてはいかがでしょうか。
このブログ記事が皆様の安全運転への気づきとなっていただければ幸いです。
では。
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