フジシマです。年収300円ですが中古のポルシェ911に乗っています(自動車保険も入ってますよ)。
先日自動車保険の更新の案内をいただいたのでお世話になっている保険代理店さんに伺ってきました。
東京海上日動の保険代理店さんです。
打ち合わせのもと2024年4月1日から1年間有効となる保険についてどうするかを相談させていただき、決めてきました。
最低限どんな保険に入っていればいいのか分からなくてもとりあえずここにあるような自動車保険を基本に考えていただければ無駄はそれほどない保険に入れると思いますので参考にしていただければと思います。
ちなみに前提としてですが
- 中古のポルシェ911カレラ
- 年式は2009年 (=997後期型)
- 購入価格は550万円
- 2年乗っている
にかける保険ということをご理解ください。
新車の1500万円とか2000万円もするポルシェに保険をかけるのではないことをご理解いただければと思います。
いくら変わった?
保険内容は基本的に前年度からの引き継ぐ形で考えて、削れるところを削ったスタイルとなりました。
気になる料金ですが
月額で約2000円弱安くなりました(興奮)
これが大きいと感じるか、大したことないと感じるかはみなさんにお任せしますが、年収300万円の私にとっては素直に嬉しいです。
年間で20,000円〜とか安くなりますからね。ちょっとしたお小遣い分くらいは安くなっているんですかね(私が欲しい安いドラレコとか買えそう)。
保険料が下がった要因としては
- 等級のアップ
- 車両保険の車両の評価額のダウン
- 保険内容の見直し
が主なものでした。
2023年度(2023年4月~2024年3月末)はどのような自動車保険に加入していたかはこちらに記載しています。
↑自動車保険の選び方や考え方みたいなことも書いてあります
それでは料金が下がった要因を少し詳しく見ていきます。
まず、何もしていなくても変わる要素から。
去年も無事故だったので車両等級が1つ上がり、車両保険は満額が400万円から360万円になってました(※)。
その2つでどれくらい保険料が安くなったのかは正確には把握してません。計算すればわかるかもですが。
なぜならここに車両の事故率云々の計算も加わるからです。
等級が上がってもその車で事故する人が増えてしまえば結果として保険料が高くなるかもしれませんし。逆に下がることもあります。
で、車両等級アップと車両の評価額ダウンというプラス要素と車両の事故率云々の要素が合わさった時点での私の印象は
「大して安くなっていないな」でした。
それらだけでは前年度の保険料から月額でいくらも安くなっていなかったと思います。
少し残念な気持ちもありましたが自分でどうすることもできない部分なので仕方ありません。
その代わり、自分でどうにかできるところを削るとあらかじめ決めていました。
(※)車両の評価額のダウンは不本意ですが保険料のダウンにつながります。それでどれくらい安くなったかはわかりませんが数百円、数十円のレベルかと思います。まぁ、1番金額が変わるのは車両保険を付けるかつけないかだと思います。つけた瞬間に保険料が倍になったりします(笑)。
自動車保険の内容を見直す
今回、保険料を削るために行った見直しは以下です。
- 車両保険の手出しがあるようにする(免責)
- 障害一時費用保険金を減らす
これだけ。
月額にすると単体でどちらも1000円行かないくらいの保険料の低下かと思いますが、ちりも積もればなんとかってやつです。
免責は自分に過失がある事故で車両を損傷した場合に1円も払わずに保険で直すか、幾らかは自分も必ず出すようにするか、という違いです。
私は前年度は免責については0万円にしていましたが今年度からは「5-10」というのにしました。
「自分の過失があってもお金を出さずに車が直る。」
から
「自分の過失があった場合は5万円を払うようにする。」
というようにしました。
(正確には「5-10」なので1年のうち1回目の事故で5万円、2回目以降で10万円、という手出しになっています。)
例えば完全な自爆の事故で30万円分の修理代が発生したら5万円分は自分で出して残りの25万円分は保険屋さんから出てくるという方式です。
私は自爆で車を壊す予定はないので(自信過剰)、多少手出しがあろうがなかろうが関係ないと思いました。
(2年間無事故で乗れたので今後も自爆することは少ないだろうという判断もあります)。
また、貰い事故の場合は手出しとか関係なく相手の保険で賄われるので自分が気をつけていれば自分がお金を払って修理するケースはそもそもそんなにないと思ったのもあります。
もう一つの保険見直しの要素である障害一時費用保険金は事故があってから5日間病院に入院・通院するとお金がもらえるというものでした。
なんでつけたのかは覚えていませんがついていました。
保険屋さんにお勧めされたのかもしれません。でも信頼しているからOKです。
今回は保険屋さんに障害一時費用保険金を20万円から10万円にすれば少し安くなると教えてもらったのでそうすることにしました。
「0」にすれば当然保険料はもっと安くなりますがビビりが入ったのでとりあえず10万円にしておきました。
こういう将来の起こりうる確率を考えて保険料を考えるのは自分の将来について保険屋さんと「賭け」をしているような気分になります。
10万円もらえなくなった分を取り戻すには何ヶ月間、事故を起こさなければ元が取れる、とか考えてしまいますね(おそらく数年以内に通院が5日以上ある事故をしたら損をした事になる)。
明日事故る予定があるなら一時金を20万円にしとけばいいんですけどそうもいきませんね。
保険内容と保険料のまとめ
2024年4月からのポルシェ911(997後期)の保険内容と保険料をまとめます。
基本条件
- 等級:9等級
- 年齢条件:26歳以上補償
- 運転者限定:本人限定
- 使用目的:日常レジャー
対人・対物賠償(賠償に関する補償)
- 対人:無制限
- 対物:無制限
- 対物免責:0万円
人身傷害(自身の補償)
- 保険金額:5000万円
- 障害一時費用保険金:10万円
車両保険
- 種類:一般条件
- 免責金額1回目事故:5万円
- 免責金額2回目事故:10万円
- 保険金額:360万円
特約
- 法律相談特約(弁護士特約)など
全部は載せきれませんが大体以上のような補償内容で保険料は
月額合計 10,760円 (前年度12,560円)
年間合計 129,120円 (前年度150,720円)
でした。
等級が上がり保険内容の見直しを行ったとはいえまだまだ年間10万円は余裕で超えてきますね。
でもこの手の車の車両保険込みの価格としてはめちゃめちゃ高い保険料ではないと思います。
(初めてのマイカーである国産スポーツカーを車両保険ありで乗ろうとしたら年間36万円の見積もりをもらったことがあります。)
収入が低いうちは収入を上げることよりも無駄を削ることが大切と言われていますので少しでも削れる保険を削りました。
削れるところだけ削るというのが大事で相手への補償に関わるところは変更していません。
必要なものを削ってしまっては保険の意味がないですからね。
ポルシェを買ったけどどんな保険に入っていればいいのか分からない方は参考にしていただければと思います。
自分がめちゃ事故をするタイプとわかってたらここで示した保険内容にさらに手厚い保険をかけてもいいと思います。
みなさんも入るべき保険にはしっかり入って安心のカーライフを送ってくださいね。
では。
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